| 第1分科会 かちかち山 |
|
| あらすじ 狸に婆を殺された爺のために兎が復讐したという筋で、勧善懲悪の 寓意と知恵の勝利、また任侠と復讐の精神を表したもの。 (以上「広辞苑」より引用) |
| 作品No.001 きつね98/9/15 |
きつね8, NITRO_19, 合計17 |
|
A国は、B国が領海と主張している海域で石油を採掘した。 そこで、B国はA国に経済制裁を行い、A国をがんじがらめに締め上げた。 窮したA国は情に訴える作戦に出た。マスコミなどに取材許可を出し、難民の様子 などを全世界に伝えさせたのだ。 しばらくするとB国内の人道援助団体が反応した。人道的見地から経済制裁を一時 解除してはどうか、と。マスコミの報道もあって世論は次第に高まり、B国はA国への 経済制裁を一時解除するに至った。 その直後、大量の物資を入手したA国は、B国に攻め入り、あっという間に占領して しまった。世界の世論がA国非難に傾いていった。 それを見たC国はA国に対し特使を送り、我が国の窮状を救ってはくれないか、と、 密かに相談した。そうすればまたA国の人気も回復しますよ、と。 A国はこの話に飛びついた。自国領内の油田の一部の資本をC国企業に解放したのだ 。その調印式会場にC国はスパイを送り、時限爆弾を備え付けた。A国の高官が調印式 の席でC国の外相に言った。 「なにか、カチカチという音がが聞こえるが・・・」 「いや、このあたりは、カチカチ山といいましてな、むかしから、カチカチ言うもの と相場が決まっておる」 「そうか」 調印式が始まった。A国の王様がスピーチを始めた。その途端、壇上で爆発が起こ った。火はすぐにその油田に引火し、近接のA国領内の油田に次々に飛び火した。 友好国であるC国は声明を発表し、「われわれの友好を妬む政治組織によるテロリ ズムだ」と決めつけ、A国に消防隊を派遣した。到着した消防隊は「消火剤」をどん どん火に注ぎかけた。しかし、その「消火剤」は、油だった。火に油を注ぐとはこの こと、たちまちA国領内は火の海となった。 C国は今度は鎮火のために特殊工作部員をA国に派遣した。川の水を油田地帯に引き 込んで鎮火させようと言うのだ。A国は藁にもすがる思いでこれを許可した。 川の水は瞬く間に油田地帯に流れ込み、火は鎮火した。しかし地下に蓄えられてい た大量の石油が焼失したことにより、一帯は地盤沈下を起こし、A国の領土は水に沈 んでいった。A国が消滅するのにそう日数はかからなかった。 あとに、大きな湖が残った。 |
|
| おお、確かにこういう筋だ (N) | |
| 作品No.006 NITRO_198/9/15 |
きつね8, NITRO_18, 合計16 |
|
「わあ、久しぶりの海! さっそく肌を焼かなきゃ」 「ふうん、背中を焼くんだね......」 「オイル塗ってくれる?」 「うん、みっちりすりこんであげるよ......」 「あとで沖の方にも行きたいな」 「じゃあ舟も用意しとくね......」 |
|
| 「一緒に乗ろうね」・・・「えっ、それはちょっと」・・・。(き) | |
| 作品No.010 NITRO_198/9/15 |
きつね6, NITRO_17, 合計13 |
|
兎は木の舟を、狸は泥の舟を作って海に漕ぎだしました。 どうしたことか泥の舟は沈みません。 そこへなにやら不吉な音が兎の耳に。 「ねえ狸くん、なんかカチカチ音がするんだけど」 「さあ....それはかちかち山のかちかち鳥じゃないかな。フフフ.....」 |
|
| 泥舟を乾かしてるだけなのに、なんだその疑いのまなざし・・。(き) | |
| 作品No.005 きつね98/9/15 |
きつね5, NITRO_16, 合計11 |
|
狸「アッ、あついっ、わああっ」 兎「あ、たいへん。この船に乗って。急いで」 泥の船です。すぐに沈みました。ぶくぶく〜〜。狸の背中の藁の火は、じゃわーっ、 と、音を立てて消えました。 狸「ああっ、助かった。ありがとう、兎さん」 兎「・・・」 |
|
|
塗り薬切らしてたもので。(き) とりあえず火は消えた。あとは泳げるかどうか。(N) |
|
| 作品No.002 きつね98/9/15 |
きつね6, NITRO_14, 合計10 |
|
狸「なんにも音がしないね・・・」 兎「静音設計の火打ち石なもので」 |
|
| 雰囲気でないなぁ。(き) | |
| 作品No.007 NITRO_198/9/15 |
きつね4, NITRO_16, 合計10 |
|
「ニュースです。当初ただの事故だと思われていた例の水死事件に、
衝撃的な新事実が浮かび上がってきました。 なんと、被害者の狸に多額の保険金がかけられていたというのです。 しかも受取人はあのU氏。 U氏と言えばこの事件の第一発見者でもあるのですが、 以前から被害者に殺意を抱き、放火、薬物などさまざまな手段を試みていた らしいという噂まである、いわば疑惑の人物としてこれまでにも...」 |
|
|
ある本でこのアイデア見たもので評価厳しくなっちゃいました。(き) そうなの? 知らなかった...(N) |
|