第2分科会
人魚姫

JSP
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あらすじ
人間になった人魚姫が王子にふられて死ぬお話。
 高得点順に配列。右上数字は得点。各10点満点合計20点満点。
 青いページ(1頁目/全1頁)には10点以上の作品を載せてあります。


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作品No.019
NITRO_1 01/11/30

きつね7, NITRO_16, 合計13

「おばあさん、わたしたちには不死の魂は授からないのですか?」
「無理だね。人魚は死ねばそれっきりさ。 たった一つ、人間のうちの誰かに気に入られて夫婦にしてもらえれば あの世で永遠に生きていくこともできるそうだけど、 まあ人間が人魚を好きになることなんて、ある筈もないからね」


「キミが一番好きだよ。だけど僕はこの国の王子。 周囲の反対も強いだろうし、立場上どうしてもキミと結婚することはできないんだ」
強い風の吹く高台の上で王子は人魚姫に言いました。
「だから心中してあの世で添い遂げようというわけさ。
なあに、心配することはないよ。 僕たち人間はみんな不死の魂というものを授かっているのだから」
ああ、崖の上でささやかでいいからとにかく結婚式を……。(き)

作品No.012
きつね 01/11/30

きつね6, NITRO_15, 合計11

 船の上から、王子様は人魚を見つけました。人魚はすばらしい声で歌を歌っていました。
「かわいい人魚だな。それにすばらしい歌声だ」
 王子様はいっぺんに人魚姫のことが好きになりました。そしてその後、人魚姫のことが忘れられなくなりました。
 王子様はある日とうとう、一大決心をして魔女のところに行きました。
「人魚になりたいのです」
「そうか、おまえは運がいい。簡単なことじゃ。ここに脱がれた人魚のしっぽがある。これを足の上から履けばいい。二度ともとには戻れないがな」
「それは、問題ありません。人魚になりさえすれば私は何でも捨てられる覚悟ができています」
「決心できているのなら、早く履きな。人魚のしっぽは鮮度が大切なのだ」
 王子様はあの人魚姫とついに会えると、喜び勇んでそのしっぽを履きました。

「おお、私はとうとう人魚になった。有り難う、魔女様」
「そうか、それはよかった。お祝いにすばらしい歌を歌うことができる舌もやろうか。きのう人間になるためにここにきた人魚が、おまえさんのそのしっぽとともに置いていったものだけどね。世の中には奇特な人魚姫がいたものさ。なんでも陸上の王子様とどうしても会いたいと……」
すれ違い。(N)

作品No.014
きつね 01/11/30

きつね5, NITRO_15, 合計10

 人魚姫は王子様を助けると、海上に浮き上がりました。そうして、浜辺に王子様を横たえました。
 人魚姫は王子様が目を覚ますのを見届けると、その無人島をあとにしました。
これで王子様が退屈の極みに達した頃に無人島に行けば、間違いなく相思相愛になります。(き)
他人に手柄を横取りされることもない。(N)


現在作品数019
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