特別分科会
清兵衛と瓢箪

JSP
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あらすじ
瓢箪オタク・清兵衛の苦難の日々をつづる物語。志賀直哉作。
 高得点順に配列。右上数字は得点。各10点満点合計20点満点。
 青いページ(1頁目/全1頁)には10点以上の作品を載せてあります。


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作品No.001
NITRO_100/6/15

きつね6, NITRO_17, 合計13

「お気に入りの瓢箪を10銭で手に入れたのよ。それを先生に取り上げられてさ」
「授業中に磨いてたんだろ。しょうがない。キミの方が悪いよ」
「で、その瓢箪を手に入れた小使いが50円で骨董屋に売って、骨董屋は それを600円で他の客に売りつけたんだって。もうバカバカしくて」
「うわー、そりゃひどいな。その話、もっとくわしく聞かせてよ。 ひとまずこの店を出よう」
「はいお客様。コーヒー2杯、占めて500000円になります」
「……」
「……」
「なあ清兵衛、ひょっとしてここはインフレがひどいだけなんじゃ……」
何でそれまで気づかなかったのだろう。(き)
昨日までは10000円だったのですがねえ。(N)

作品No.006
きつね00/6/15

きつね7, NITRO_15, 合計12

 清兵衛は気に入った瓢箪を見つけて以来、それを学校にまで持ってくるようになりました。
「すごい瓢箪だね」
「ひゃあ、すげぇや。見直したよ」
 たちまち清兵衛は生徒や先生の間で人気者になりました。間もなく学校内では丸い瓢箪を磨くことが大流行しました。

 清兵衛の瓢箪への興味はすっかり萎えてしまいました。
それでこそマニアの鑑。(N)

作品No.007
きつね00/6/15

きつね4, NITRO_17, 合計11

 清兵衛が学校で瓢箪を磨いていたことを知った清兵衛の父は、すべての瓢箪をげんのうで叩き割ってしまいました。
「完全に磨き終わらない前に学校に持っていく馬鹿がいるか。そんないい加減な奴に瓢箪を磨く資格なぞ無い」
瓢箪に理解がありすぎる父。(N)

作品No.005
NITRO_100/6/15

きつね5, NITRO_15, 合計10

「まあ先生。どうぞお上がりください」
瓢箪を磨きながら清兵衛の母が出てきた。
「とりあえずお茶をどうぞ」
瓢箪の器にお茶が注がれた。
「おう、清兵衛の先生じゃないですか」
瓢箪に頬擦りしながら清兵衛の父が仕事場から帰ってきた。
「それで、うちの清兵衛がなにか?」
「清兵衛くんは修身の授業中に……いや、やっぱいいです。 なんかもう注意する気力が……」
「それはそうと、先生も瓢箪磨いてみては?面白いですよ」(き)


募集期間:99.12.16〜00.6.15
現在作品数010
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