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特別分科会
よだかの星

JSP
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黄色いページ
 高得点順に配列。右上数字は得点。各10点満点合計20点満点。
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作品No.005
NITRO_100/6/15

きつね4, NITRO_15, 合計9

よだかは醜い鳥です。鳥の仲間からは毎日のようにいじめられています。
いじめっ子の鷹からは迷惑だから名前を変えろとまで言われる始末です。
「えーい、こんな生活は真っ平だ」
あるときよだかは強い決意とともに飛び出してゆきました。
そのがむしゃらな羽ばたきに、いったい何事か、ヤツは気でも触れたのか、と みな振り返りますが、そんな周りのことなどよだかは気にも留めません。
「お星さんお星さん、どうかあなたの所へ連れてってください」
ただひたすらに飛び続けました。

それからしばらくたってよだかははっきり眼をひらきました。 そして自分のからだがいま、燐の火のような青い美しい光になって、 しずかに燃えているのを見ました。すぐとなりは、カシオペア座でした。 天の川の青じろい光が、すぐうしろになっていました。
これでもう醜いなんて馬鹿にされることはないだろう。
よだかの星はにっこり笑い、しずかにしずかに燃えつづけました。


「ねえ父ちゃん、カシオペア座のところを見て! なんか新しい星ができてるよ」
「ほんとだ。しかしまた、ずいぶんと醜い星だねえ」
醜い……、見にくい星って?ただ暗いだけ、とか。(き)
救われない話です。(N)

作品No.009
きつね00/6/15

きつね6, NITRO_13, 合計9

鷹A「なんか変な鳥が飛んでるよ。一緒に食べよう」
鷹B「首から札を下げてるぜ。なんて書いてあるんだろう」
鷹A「市蔵って書いてあるみたいだ」
鷹B「そうか、おれの名前か。つまりおれのってことだ。じゃ、私だけで食べるかな」
この鳥、市蔵なんて変な名前は嫌だなんてぬかしてたらしいしな。 (N)

作品No.010
きつね00/6/15

きつね4, NITRO_15, 合計9

「おれがいい名を教えてやろう。星というんだ。星とな。いい名だろう」
 かくして、よだかは星になりました。
この名前なら不満などありません。(N)

作品No.001
NITRO_100/6/15

きつね4, NITRO_14, 合計8

星「おまえ、よだかのくせに星のフリをするなんて生意気だぞ。 俺たち星仲間の面汚しだ。もう一刻も早く光るのをやめることだな。
あさってまでに星をやめなければ俺の引力でおまえを吸い込んじまうぞ。 わかったな!」
よだか「星になってまで仲間外れにされるとは……」
そりゃ、転入生はいじめられるものと相場が決まっています。(き)

作品No.007
きつね00/6/15

きつね4, NITRO_14, 合計8

 夜空でよだかは燃え続けました。いつまでも燃え続けました。
「うううう、あついよお」
 星の寿命は数千億年。苦しみはそのあいだずっと続くのです。
体内で核融合なんて起きてたらねえ。(N)

作品No.008
きつね00/6/15

きつね5, NITRO_13, 合計8

「やつはやっと名前を変えてくれたよ。今日から市蔵だって」
「あのう、よだかが憎いのはわかりますけどね、みんな色々な名前にしてしまうのはやめてもらえませんか。あけみ、一郎、たけし、和隆、美和子、瑠璃子、恵美、和博、そして市蔵……。覚えられないです」
ぜんぶ今までぼくがいじめられた人たちの名前なんだ。(き)

作品No.004
NITRO_100/6/15

きつね4, NITRO_13, 合計7

よだかは眼をはっきりと開きました。ああ、ぼくの体が燃えてる。 ついに星になれたんだ!
「ねえねえ、あの草むらでボーッと光ってるのはなに?」
「ああ、墓場でよく見る火の玉だね。鳥かなにかが死んだんじゃないかな、たぶん」
竹林の中だったら、気分はかぐや姫。(き)
プラズマです。(N)

作品No.006
きつね00/6/15

きつね3, NITRO_13, 合計6

 よだかはまっすぐに空に向かって飛んでいきました。太陽がだいぶん近くなってきたようです。
 よだかのはねは溶けてしまいました。
「ちぇっ、あの藪医者め、ろうを使ったのか」
夜に飛ばなきゃ駄目よ。(N)

作品No.003
NITRO_100/6/15

きつね3, NITRO_12, 合計5

よだかは眼を開きました。体が燃えてます。
「あちちちち」
そこは宇宙空間。そう、よだかは星になれたのです。
「く、くるしいっ! 空気がない!」
基本ですね。(き)
空気がなければ飛べないというネタだけは 私の理性がどうにか歯止めをかけたのですが……(N)


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